2013年07月24日

Refractive Surgery Update Seminar 2013 in Kyoto に参加しました

リフラクティブ関西研究会2013に参加してきました。
これは屈折矯正治療の学会で朝9時〜夕方6時まで1日、屈折矯正検査や手術に関する講演がビッチリ詰まっていてとてもお得な学会です。今年もしっかり学ばせていただきました!

場所は京都。始発の新幹線に乗り、最初は講演内容等について話し合っていましたが、皆3時4時起き。勿論途中から寝ていました…京都駅に到着すると地下鉄を乗り継いでいざ会場であるウェスティン都ホテル京都へ!

会場へ着くと既に満席!先発隊が席を取っていてくれたおかげで座って集中して聴講することができました。しかし、残念ながら最初の講演には間に合わず、三つめの途中からの聴講となってしまいました(泣)

第一部は教育セミナー。屈折矯正検査、乱視矯正と白内障手術について。
乱視矯正のコツと手術前の検査の正確さの重要性について学びました。この術前検査が正確にできていないと手術の最大の効果が発揮できなくなってしまいます。当院では日を変え何度も検査を行うことにより正確なデータを得るようにしていますが、その都度検査を行うに当たっての注意事項を再度確認して検査にあたりたいと思います。

白内障手術の際に使用する眼内レンズには単焦点、多焦点、乱視矯正用など種類があります。当院で取り扱っている多焦点レンズはピントの合う位置が計算し尽くされたレンズであることもわかりました!
また岡眼科でも使用している白内障手術後にピントの合う位置を変えたい、見え方を良くしたいという方の為のadd-onレンズについても学びました。更に理解を深め、患者様にわかりやすく説明したり、相談に乗れるよう努力したいと思います。

ランチョンセミナーで美味しいお弁当を食べながら裸眼視力向上の選択肢の講演を聴講し、すこし休憩がありましたので器械展示を見てまわりました。


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そしていよいよ岡院長がシンポジストをつとめる「レーザー屈折白内障手術」のシンポジウムが始まりました。
今までLenSx等のフェムトセカンドレーザーを用いた白内障手術は、学会では個別の発表はあったものの、実際に使用している先生方が集まり今回のようにシンポジウムとして開催されるのは初めてではないか?とのことでした。

若干緊張気味の岡院長の講演が始まりました。
講演中の岡院長はいつもの白衣姿とは違いスーツ姿で、またいつもの患者様に向ける優しい笑顔とは異なりキリッとした表情で堂々としていて、とてもかっこ良く感じました(本当ですよ!)

今回の岡院長の発表はLenSxの使用経験でしたので、手術の映像と手術室内の映像を組み合わせて、岡眼科でのLenSx手術の一連の流れを動画で説明し、術後の成績、今後の展望で締められました。
いつも思うのですが岡院長の講演は小難しくなく実践に沿ったわかりやすい発表です。20分があっという間でした。

その後、「今、導入するべきか」のパネルディスカッションが始まりました。シンポジストの先生方は私達もびっくりするような本当に著名な先生方で、その中に若干緊張気味の岡院長も交じって壇上に並んでいます。
ちょっとミーハーな気持ちになり、壇上にカメラを向けました(笑)

LenSx等、通称フェムトフェイコを導入している施設は全国にまだ9施設で、アジアの中では中国にも韓国にも台数では負けているとのこと。今、導入するべきかどうかの意見は分かれましたが、現在白内障手術のほとんどが超音波乳化吸引装置を使用したものに変わったように、今後の白内障手術に欠かせない器械になっていくだろうとのことでした。
そんなレーザーを九州のこれまた田舎にある岡眼科が導入しているなんて!最新の医療を地域の患者様に提供できているんだ、と改めて感じました。


パネル.jpg



その他午後の講義では
・レーザーブレンドビジョン
・老視用角膜インレー
・SMILE
・ICRS及びクロスリンキング
について学びました。



レーザーブレンドビジョンではモノビションによって遠近見えるようにするレーザー手術の話がありました。この手術は適応が少ない為、術前の問診や検査できちんと適応を見抜かなくてはいけないとの事でした。

SMILEはフェムトセカンドレーザーによりレチクルを抜去する新しい屈折矯正手術で、LASIKと比べて術後の収差の増加やドライアイの悪化が少なく安定性があるとの事でした。視力も良好で面白い手術だと思いました。

講義終了後は情報交換会にも参加させて頂きました。
すごい先生方ばかりの中、とても恐縮でしたが、美味しいご飯を食べながら、講義とは違った先生同士の会話を聞かせて頂く事ができ、勉強になりました。


学会のあとは多根記念眼科病院の院長真野先生がお食事会が開いてくださりました。京都の豪華な料亭へご案内して頂き、普段自分たちでは食べることのないような素晴らしい料理が次々と出てきました。また芸子さんのいる中での食事など普段では体験しないような環境のため初めは少し緊張しました。しかし、他院の先生方の多くのお話を聞く内に緊張も少しずつ和らいで来ました。豪華な料理ばかりだったため食べ終わるのがもったいない気持ちになりました。先生方が互いに交わされるお話の内容もとても興味深く聞かせていただきました。真野先生をはじめご一緒させていただた先生方にこの場をお借りして御礼を申しあげます。ありがとうございました。

お昼は会場で聴講し、夜はお食事の場で先生方の貴重なお話を聞くことができ大変勉強になりました。
今回学んだことが患者様のQOL向上に少しでも貢献できるよう他のスタッフとも共有し日々の診療に役立てたいと思います。



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視能訓練士:白石

 

 

posted by 岡眼科 at 17:06| 学会・研修会・勉強会