第29回JSCRS学会最終日私今西がお伝えします。!!
3日目最終日・・・
いよいよ学会最終日。日曜日も朝早く8:00〜老眼研究会セミナーを聴講しました。
高齢化が進む日本において、老眼対策は今後とても需要の高くなる分野です。
今回の話題は、「度数のないコンタクトレンズによる老眼治療」
でした。
小さい穴から見るとピントが合う範囲が広がる「ピンホール効果」を応用したレンズです。
現在日本で開発・臨床試験がされており、度数が無くても遠近共に良好な視力が得られる
可能性があることにとても驚きと期待を感じた内容でした。
続いて白内障手術に重要な「眼内レンズ度数計算の精度を上げる」についての講演へ。
まずは正しく正確に計算するための3つのコツを学びました。
@眼軸長(目の奥行きの長さ)の測定精度を上げる
A適切な計算式を使用する
B適切なIOL定数を使用する
次に計算誤差が起こりやすい症例を学びました。
当院でも多焦点眼内レンズ・乱視用レンズなど様々な付加価値の高いプレミアム眼内レンズを使用しています。
今回学んだ内容を検査員全員が共有し、より高いレベルで精度を上げる努力を続けようと感じました。
全ては患者様1人1人の満足の為に、更に改善・努力を続けて参ります。
岡眼科クリニック本院
視能訓練士 今西